「カメラを止めるな!」は面白いの?面白くないの?どっち!?

レビュー

「カメラを止めるな!」公式サイトより http://kametome.net/index.html

 

2018年の話題をさらった「カメラを止めるな!」通称かめ止め。

製作費300万円ながら、興行収入30億円を超える大ヒットとなりました。

面白くない、つまらないという意見もあるようですが、結局のところどっちなのか・・・。

見た感想やこんな人におすすめ!という情報などをご紹介します。

 

カメラを止めるな!ってどんな映画?(ネタバレ注意!)

「カメラを止めるな!」は伏線を回収していく映画なので、まだ見ていないという人は内容を知らずに見たほうが良いです。

とは言っても、何の情報もないまま見ようとは思わない!という人もいるかと思いますので、簡単なあらすじをご紹介します。

ここから先はネタバレもあるので、これから見る予定で、純粋に楽しみたい方はご覧にならないように注意してくださいね!

 

 

まず、そもそも「カメラを止めるな!」はゾンビ映画ではありません。

ゾンビ映画を撮っている撮影隊の話です。

なので、ホラーが苦手!という人でも安心して見ることができます。

とは言っても、若干グロテスクな場面もありますが・・・。

 

冒頭の約40分はワンカット(カットせずカメラを回しっぱなしの状態)で撮影されています。

ホラー映画だと思って見てしまうと、冒頭の40分は何がなんだかわからない状態で、しかもホラー映画としても面白くない部分となってしまいます。

この40分を見たあとが、いよいよ映画の本筋となるわけです。

なので、つまらないなぁと思っても冒頭の部分は頑張って見てくださいね。

 

カメラを止めるな!を見た個人的な感想

ちなみに、私は映画をそれほど観ません。

映画館にはほとんど行かなくなりましたし、観たい映画はレンタルするかテレビ放送で観るというレベル。

その代わり、気に入った映画は録画して何度でも観ます。

なので、映画通の人や年間何十本も映画を観るという方とは意見や感じ方は違うかもしれません。

そんな私が「カメラを止めるな!」を見たのも映画館ではなく、2019年3月8日に金曜ロードSHOW!でテレビ放送されたものです。

あの話題の映画か~っ!放送するの早いなぁ!これは楽しみ!!

という感じで、いーぶママ(嫁)と毎日首を長くして待っておりました。

テレビ放送は、完全ノーカットで、冒頭の40分はCMなし。

あらすじも何も情報のない状態で見ました。

 

私が見た感想は面白かったです。

いやぁ、本当に面白かったです!!

冒頭の40分は、ホラー映画ではないと思っていたけどもしかしたら本当にホラー映画なのかな・・・という感じで段々とシリアスになっていきました。

途中「あれ?」と何かおかしいなと思わせる部分もありましたが、まぁ、予算300万円だし、という感じで見ていました。

しかし「これで大ヒットとなるわけないよな」と思い、後半に何かあるということは何となくわかってはいました。

その後半部分はテイストがガラッと変わり、久しぶりに映画を観て笑いましたっ!

三谷幸喜作品も好きなのですが、何となくテイストが似ている気がします。

コメディというわけではないのですが、笑える要素が散りばめられていますよ。

 

カメラを止めるな!がつまらない、面白くないという人の意見

「カメラを止めるな!」は口コミで広まった映画で、もともと前評判が高かったわけではありません。

しかし、たった2館からの上映で始まったこの映画は、たちまち口コミが広がり、あっという間に全国で大ヒットとなりました。

そんなわけで、面白い!という人も多くいるのでしょうが、当然、面白くなかったという意見もありました。

面白くなかった、つまらなかったという人の意見としては、期待外れという意見が多いように感じます。

つまり、大ヒットとなって世間が騒ぎ、そんなに面白いのかと期待して見てみたらそうでもなかった、という感じです。

 

カメラを止めるな!はこんな人におすすめ

個人的には「カメラを止めるな!」はものづくりを経験したことのある人におすすめです!

例えば、映画作成に携わったことのある人やテレビ制作などの経験がある人など。

こういった経験がある人はどストライクだと思います!

その他にも漫画や演劇でも良いのですが、とにかく、いちから何かを生み出すという経験がある人は共感できるポイントがあって面白いと思いますよ。

この映画は粗削りで、俳優の方も有名な方ではありません。

予算はたった300万円。

なのに、こんな映画を作れるのか!?という衝撃を受けます。

それと同時に、こういう映画が沢山の人に受け入れられたということに少し感動しました。

ものづくりの経験がある人はこういった目線でも観ることができます。

 

また個人的には三谷幸喜作品が好きでドタバタ劇の作品が好きな人にもおすすめですっ。

コメディ過ぎず、クスッと笑えるポイントが沢山ありました。

また様々な伏線が回収されていくので、なんとも言えないワクワク感もあります。

 

 

さて、いかがでしたでしょうか?

今回は、「カメラを止めるな!」の感想などについてご紹介しました。

映画に限らず、面白いか面白くないかは結局人それぞれです。

ヒットするということは面白いからなのですが、その分、面白くないという人も当然出てきます。

私がこの映画を観て面白いと感じたのは期待していなかったからかもしれません。

大ヒット!といっても本当に面白いと思える映画はそれほど多くありませんからね。

しかし、この映画は期待していなかったこともあってか面白かったです!

少しでも興味があるという人は是非、期待せずに観てみてくださいね(笑)!

タイトルとURLをコピーしました