2019年4月1日に発売された「マルちゃん正麺カップ焼そば」を食べてみました😊
CMでは俳優の役所広司さんや女優の二階堂ふみさんが原始人に扮するなど話題になりましたね。
食べてみようと色々探したのですが近所のコンビニでは売ってないし売り切れだったりとやっとのことで入手。
食べてみた感想や評価などをレビューしますのでご覧ください!
商品概要
公式サイトより
遂に出た、マルちゃん正麺のカップ焼きそば。
カップ焼きそばと言えばUFOを除き、ほぼスクエアタイプの容器なのだがその外見は他のマルちゃん正麺シリーズと同じで普通のカップラーメンのよう。
なのでもしかしたら、マルちゃん正麺の焼きそばがあるということを知らなかったという人もいるかもしれませんね。
『生麺のようなもちもち感のある麺。香り高くコクのあるソース焼そば。5種類の野菜入り。』
内容量 | 124g(めん90g) |
希望小売価格 | 225円(税抜) |
発売日 | 2019年4月1日 |
原材料
【原材料名】
めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、こんにゃく、大豆食物繊維、植物性たん白、植物油脂)、添付調味料及びふりかけ(ソース、植物油、豚脂、砂糖、ポークエキス、乳糖、トマトケチャップ、酵母エキス、食塩、香辛料、あおさ、たん白加水分解物、紅生姜)、かやく(キャベツ、たまねぎ、こまつな、ねぎ、にんじん、でん粉)/加工でん粉、カラメル色素、レシチン、調味料(アミノ酸等)、かんすい、香料、炭酸カルシウム、酒精、酸味料、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘多糖類、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部にえび・小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・もも・りんご・ゼラチンを含む)
カロリーや成分
【栄養成分表示 1食(124g)当たり】
エネルギー:464kcal
たん白質:9.3g
脂質:11.7g
炭水化物:80.4g
食塩相当量:4.3g
ビタミンB1:0.59mg
ビタミンB2:0.38mg
カルシウム:186mg
アレルギー表示
【アレルギー物質】
えび・小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・もも・りんご・ゼラチン
※使用する原材料の変更などによりアレルゲン情報が異なる場合があります。食べる際はパッケージのアレルゲン情報を確認してください。
作り方・調理方法
マルちゃん正麺カップ焼そばの作り方は一般的なカップ焼きそばと大差はありませんが、違う点は待ち時間が5分というところ。
大抵のカップ焼きそばは3分ですよね。
あとはソースが液体と粉末の2種類ある点です。
液体ソースか粉末ソースのどちらかだけが多いのですが、マルちゃん正麺カップ焼そばは2つともあるんです。
湯切りは、湯切り口があるのでこぼしてしまうことはないのですが、少し時間がかかるのが難点。
麺も太めで具材も大きいので致し方ないか。
具(かやく)やソースなど
マルちゃん正麺カップ焼そばの別添は「かやく」「液体ソース」「粉末ソース+ふりかけ」の3種類。
具材(かやく)はキャベツ、たまねぎ、こまつな、ねぎ、にんじんの5種類です。
こちらが液体ソース。
見た目から濃厚そうな感じがしますね。
こちらが粉末ソース。
正直、個人的に粉末ソースはあまり好きではありません。
混ぜにくいので(笑)。
液体ソースに比べてどうしても味にムラが出来てしまうんですよね。
マルちゃん正麺カップ焼そばは液体も粉末も両方用意したということは、それによってお互いを補う何かがあるのか。
味の感想と評価
それでは「マルちゃん正麺カップ焼そば」を食べてみた感想をご紹介します。
【ソースの感想】
見た目とは裏腹に、意外とさっぱりとした味わい。
どことなく、お好み焼きソースのような、たこ焼きのような少し甘味のあるソースで、スパイシーな風味もあります。
うまい棒の「たこ焼き」の味に近く、好みのフレーバー。
ただ、ちょっと気になったのは味がぼやけているというか、何かがひとつ足りないような感じがしたこと。
「あれ?何か入れ忘れたかな」と思わず確認してしまいました。
なのにスパイスはしっかりときいているので、そのコントラストでコクや旨味の弱さが目立ってしまうというか……。
【麺の感想】
もっちりした食感の麺。
麺はかなり本格的で蒸し麺に匹敵する美味しさです。
カップ焼きそばというより本物の焼きそばっぽい。
日清UFOに似ています。
ですが、少し水っぽい……。
恐らく、カップ焼きそばとしてはあまりに麺のクオリティが高いからだと思います。
麺はもちもちとしていて、麺自体は美味しい。
けど焼きそばとしては、麺の水分量が多すぎなのかもと思います。
焼きそばはその名の通り炒めて水分量を飛ばすことが重要で、べちゃべちゃした焼きそばはまずいですよね(好きな人がいたらごめんなさい)。
でも炒めることができないカップ焼きそばはその感じを出すのが難しい。
今までのカップ焼きそばは本物の焼きそばとは多少違うものの、炒めた感じに近いものを再現したり、お湯で戻すだけでも美味しく食べれるように工夫がされていて、むしろ焼きそばを目指しているのではなく、カップ焼きそばというひとつのジャンルになっている気さえします。
マルちゃん正麺のカップ焼きそばはラーメンの麺を食べているようにかなりみずみずしい。
これはこれで美味しいのですが、ソースと融合していないというか、それぞれが分離しちゃっています。
寿司でいうと、ネタもシャリも最高なのに、寿司という一つの料理になっていないという感じ。
恐らく、粉末ソースを採用したのは水分量の多い麺のせいではないかなと思います。
この麺に液体ソースだけだと、シャバシャバな感じになってしまい、焼きそばとはかけ離れた、不味いものになってしまう。
そこで粉末ソースを合わせることで水分を飛ばす役割もあったのではないかと。
【具材(かやく)の感想】
具材(かやく)のクオリティは最高レベルです。
生野菜を炒めたものと比べても遜色のない美味しさ。
量も多く、大きさもすごい。
普通のカップ焼きそばと比較すると段違い。
【全体の感想】
正直、期待以上の味ではなかった……。
ただこれは期待度があまりにも高かったから。
今回おすすめ度を5段階中4にさせていただきましたが、商品としてはクオリティも高く美味しいです。
ただ、もっともっと美味しいのかと思っていました。
その期待度を超えるものではなく、ぐっと込み上げるような、食欲をかき立てられるものがなかった。
この商品を食べてみてカップ焼きそばは難しいなぁと感じました。
ひとつひとつのレベルは高いんです。
麺も美味しい。ソースだって悪くない。かやくも大きく量も多い。
でも、ただそれを組み合わせても駄目なんですね。
カップ焼きそばはお湯で調理しているので「焼いていない焼きそば」です。
なので、厳密に言うと、焼きそば風カップ麺。
でも美味しい。
これはもうカップ焼きそばというひとつのジャンルで、もはやカップ焼きそばは焼きそばとは違う食べ物なのかもしれません。
マルちゃん正麺は、今までのカップ焼きそばとは異なる路線。
より本物の焼きそばに近づけてきた感じです。
しかし、それが仇になったのか、その違いが目立ってしまった。
麺が本格的になったからこそ逆に本物との微妙な差までもが気になってしまう。
恐らく、カップ焼きそばを普通の蒸し焼きそばと比較する人はあまりいないと思います。
けど、マルちゃん正麺はクオリティが高いので、普通の蒸し焼きそばと比較したくなる。
そうすると、水を入れすぎて、まだ水分が飛んでいないのにソースを入れて、ソースの香ばしさが出てないのにフライパンからあげてしまった焼きそばのような焼きそばみたいに感じてしまった。
ただ、カップ焼きそばファンとしてはすごく楽しみな商品。
今までとは違う、カップ焼きそばが楽しめます。
麺自体もとても美味しい。
粉末ソースの量を多くするとか、粉末ソースのみにして調味油を採用するなどの方法が考えられるけど、この麺を最大限に活かした商品に仕上げれば、定番のカップ焼きそばになるポテンシャルを秘めた、期待できるカップ焼きそばでした。
味の評価
おすすめ度
コク |
旨味 |
辛味 - |
量 |
麺の美味しさ |
ソースの美味しさ |
具材(かやく) |
コスパ |
気になる方は是非、食べてみてくださいね。
以上「【レビュー】マルちゃん正麺カップ焼そばの味はうまい?まずい?」でした😊