2010年の美味しさを再現した「キリン氷結 復刻版シチリア産レモン」が発売されました。
今発売されているものとどう違うのか。
果たしてその味は今よりうまいのか、まずいのか。
これは楽しみですね。
実際に飲んでみた感想や評価などをレビューしますので参考にしてみてください。
2010年ってどんな時代だった?
2010年は民主党の鳩山由紀夫氏が退陣し、菅内閣発足。
政権交代があったのはもうだいぶ前のことなんですね。
【2010年の主な出来事】
- 民主党政権(菅内閣発足)
- 小惑星探査機「はやぶさ」が帰還
- 流行語大賞は「ゲゲゲの」
- 2010年の漢字は「暑」
- 大河ドラマは「龍馬伝」
- バンクーバーオリンピックが開催
- 尖閣沖で中国漁船衝突
- 日本航空破綻
- 北朝鮮が韓国・延坪島砲撃
- チリ鉱山 作業員33人の生還
- サッカーW杯南アフリカ大会が開催
こうして見てみるとまだ記憶に新しい出来事が多いなぁと感じます。
この時代に飲んでいた氷結が再現されたのですね。
基本情報を比較
復刻版
現在版
キリン公式サイトより
やはり今のパッケージの方がスタイリッシュで美味しそうな感じがしますね。
2010年のものはシンプルで少しレトロな感じがします。
復刻版 | 現在版 | |
アルコール分 | 6% | 5% |
果汁 | 2.5% | 2.7% |
特長 | レモンのほのかな苦みと、お酒感のバランスが良く、爽快でシャープなキレが楽しめます。(公式サイトより) | 黄色いレモンを想像させる複雑な香りとジューシーな果汁感で、すっきりと飲みやすく仕上げました。(公式サイトより) |
【その他復刻版の情報】
発売日 | 2020年2月12日 |
容量・容器 | 350ml缶・500ml缶 |
製造工場 | キリンビール取手工場、岡山工場、 キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所 |
原材料の違い
▲復刻版の原材料
復刻版 | 現在版 |
レモン果汁、ウオッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料 | レモン果汁、ウオッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料 |
原材料については違いはないようですね。
カロリーや成分の違い
▲復刻版の栄養成分表示(100ml当たり)
復刻版 | 現在版 | |
エネルギー | 49kcal | 45kcal |
たんぱく質 | 0g | 0g |
脂質 | 0g | 0g |
炭水化物 | 3.5g | 3.9g |
糖質 | 3.5g | 3.9g |
食物繊維 | 0~0.2g | 0~0.2g |
食塩相当量 | 0.03~0.06g | 0.05~0.09g |
栄養成分については違いが見られました。
エネルギーは復刻版の方が高く、炭水化物(糖質)と食塩相当量については現在発売されている通年タイプの方が高いです。
味の違い
それでは「氷結 復刻版シチリア産レモン」を飲んでみた感想と現在版との違いをご紹介します。
飲んでみるとレモンの酸味が強く、炭酸もきいていて爽快感のある飲み口。
今のものよりも甘味も強い気がします。
良い例えかわかりませんが、今の氷結が醤油味だとすると、復刻版はソース味のような違いです。
復刻版 | 現在版 | |
果汁感 | ||
甘味 | ||
爽快感 | ||
アルコールの強さ | ||
炭酸の強さ | ||
飲みやすさ | ||
風味 | ||
華やかさ | ||
バランス | ||
食事との相性 |
果汁感ですが、復刻版の方がまったりとした感じで現在版の方はスッキリとした感じです。
果汁感の強さで言うと復刻版の方が強く感じましたが、風味の良さで言うと現在版の方が良いと思います。
ただ復刻版の方が酸味が強く、炭酸も強く感じたので爽快感は復刻版の方が上です。
どっちが美味しい?
今回は「氷結 復刻版シチリア産レモン」をご紹介しましたが、同じ氷結なのにここまでの違いがあるとは正直思いませんでした。
別の銘柄のレモンチューハイを飲んでいると感じるほど、まったく別物に感じました。
どちらが美味しいのかというのは好みにもよりますが、個人的には復刻版が美味しかったと思いました。
この結果にも正直驚きです。
できれば限定ではなく通年販売して欲しい……。
▼グレープフルーツもレビューしています。
気になる方は是非、飲み比べてみてくださいね。
以上「【レビュー】キリン氷結 復刻版シチリア産レモンは現在のものとどう違うの?」でした😊