駄菓子屋で人気だったブタメンは子供の頃、最高のおやつでした。
けど昔はうまいと思っていましたが大人になるとさすがにまずいと思うのではないかという疑問が湧いたり、しかも子供の頃はいつも「とんこつ味」で他がどんな味なのか知らない(笑)。
というわけで100円ショップで購入(近所に売ってないという人はダイソーを探してみて!)。
種類は「とんこつ味」「しょうゆ味」「カレー味」「タン塩味」「和風らーめん味」の5つ。
カロリーは131~150kcalほどで値段は2個で100円(税抜)でした。
それではついに念願のブタメンシリーズ全種類を食べてみた感想をご紹介します!
大人になってもうまいと思うのか!?一番美味しいのはどれだったのか!?
ご覧ください!
ブタメンとんこつ味(赤)
ブタメンと言えばこちら「とんこつ味」!
内容量 | 33g(めん量27g) |
原材料
【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、砂糖、たんぱく加水分解物、ポークエキス、卵白、ポークエキスパウダー)、粉末スープ(ポークエキスパウダー、食塩、植物油脂、デキストリン、ぶどう糖、ごま、香辛料、粉末しょうゆ、精製加工油脂、乳糖、チキンパウダー、香味油)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、かんすい、乳化剤、香料、香辛料抽出物、糊料(グァーガム)、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB1、カラメル色素、(一部に卵・乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
カロリーや成分
【栄養成分表示(1食33gあたり)】
熱量:150kcal
たんぱく質:3.5g
脂質:6.7g
炭水化物:18.9g
食塩相当量:2.48g(めん0.46g スープ2.02g)
どんな味?
結論から言いましょう。
うまいっす!
スープがとにかくいいっ!
「あれ?こんなに美味しかった!?」とびっくりするほど。
ポークの旨味とコクがしっかりと感じられ、濃すぎず飲みやすい。
チキンの上品な風味もあり無理なく飲み干せるスープでございます。
とんこつラーメンらしく“ごま”が入っているのも嬉しい!
ちょっと駄菓子屋レベルではない美味しさですね~。
ブタメンしょうゆ味(白)
続いてこちらも人気のフレーバー「しょうゆ味」です。
内容量 | 30g(めん量29g) |
原材料
【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、チキンエキス、砂糖、たんぱく加水分解物、野菜エキス、アミノ酸液、ぶどう糖、卵白、ポークエキスパウダー、魚介エキス、発酵調味パウダー)、粉末スープ(食塩、砂糖、デキストリン、ごま、調味動物油脂、こしょう、オニオンパウダー、ガーリックパウダー、食用植物油脂)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、かんすい、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、糊料(グァーガム)、(一部に卵・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
カロリーや成分
【栄養成分表示(1食30gあたり)】
熱量:131kcal
たんぱく質:3.2g
脂質:5.0g
炭水化物:18.3g
食塩相当量:2.40g(めん0.53g スープ1.87g)
どんな味?
「ザ・定番の味」という感じ。
どこか懐かしさもり、チキンラーメンっぽい風味もあります。
思っていたよりもあっさりとしたスープで、ベビースターラーメンのような香ばしい風味も感じられます。
何となく食べたことのある味わいだなと感じる安定の美味しさですね!
ブタメンタン塩味(青)
ブタメンなのにビーフの旨みが特長の「タン塩味」です。
内容量 | 33g(めん量27g) |
原材料
【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、卵白)、粉末スープ(食塩、野菜パウダー、ポークエキスパウダー、砂糖、たんぱく加水分解物、粉末油脂、コーンスターチ、ビーフエキスパウダー、ごま、デキストリン、精製加工油脂、酵母エキスパウダー、調味動物油脂、乳糖、こしょう)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、かんすい、着色料(クチナシ、カラメル)、酸味料、乳化剤、糊料(グァーガム)、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆・ごま・牛肉・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
カロリーや成分
【栄養成分表示(1食33gあたり)】
熱量:149kcal
たんぱく質:3.6g
脂質:6.8g
炭水化物:18.3g
食塩相当量:2.95g(めん0.57g スープ2.38g)
どんな味?
これはうまい!
旨味やコクが強く、スパイスもきいています。
なのに飲みやすいスープ。
かなりクオリティが高いです。
これはシリーズ全体に言えますが麺がやや硬め。
結構食べ応えのある食感なんです。
でもこの硬めの麺がスープにめちゃくちゃ合います!
ブタメンカレー味(黄)
みんなが大好き「カレー味」です!
内容量 | 33g(めん量27g) |
原材料
【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、砂糖、たんぱく加水分解物、ポークエキス、卵白、ポークエキスパウダー)、粉末スープ(食塩、砂糖、でん粉、ビーフエキスパウダー、カレーパウダー、野菜パウダー、デキストリン、酵母エキスパウダー、粉末しょうゆ、粉末油脂、パプリカ、香味油、調味動物油脂)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、クチナシ色素、増粘剤(キサンタンガム)、かんすい、香料、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に卵・小麦・大豆・牛肉・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
カロリーや成分
【栄養成分表示(1食33gあたり)】
熱量:144kcal
たんぱく質:3.5g
脂質:5.5g
炭水化物:20.2g
食塩相当量:2.48g(めん0.82g スープ1.66g)
どんな味?
カレーのスパイシーな風味。
子供向けなだけあって辛味はないです。
もっとガツンとカレー風味がするかと思いましたが意外にスッキリとした味わい。
とろみもあってバランスの良いスープです。
ブタメン和風らーめん味(緑)
公式サイトによるとブタメンの種類は「とんこつ」「しょうゆ」「タン塩」「カレー」の4種類なのですが、100円ショップだとこの「和風らーめん味」も販売しているようです。
内容量 | 33g(めん量27g) |
原材料
【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、卵白)、粉末スープ(食塩、砂糖、麦芽糖、粉末かつお節、粉末しょうゆ、粉末さば節、ビーフエキス、粉末煮干し、酵母エキス、でん粉、粉末昆布、香辛料)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、クチナシ)、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に卵・小麦・牛肉・さば・大豆を含む)
カロリーや成分
【栄養成分表示(1食33gあたり)】
熱量:147kcal
たんぱく質:3.6g
脂質:6.8g
炭水化物:17.8g
食塩相当量:3.74g(めん0.84g スープ2.90g)
どんな味?
スープは結構しっかりとした味わい。
そして本格的!
かつお節や出汁粉などのような魚介の風味がきいていて確かに和風テイスト。
蕎麦やうどんのつゆに近い風味です。
スープの味は一般的なカップラーメンと比較しても遜色のないクオリティですが、味が少し濃いかも。
お湯の量で濃さを調節するのがおすすめ!
「しょうゆ味」は昔ながらのカップラーメンっぽい味わいだとすると「和風らーめん味」は昔ながらのラーメン屋さんで食べるような味わいです。
おすすめランキング!一番美味しいのはこれ!(大人目線)
初めてブタメンを食べた子供時代から、早ウン十年。
やっと全種類を食べることができました(笑)。
ということで大人目線でおすすめのブタメンをランキングでご紹介します!
と、その前にブタメンの人気ランキングをご紹介します。
世間的にはどのフレーバーが人気なのか?
【ブタメン人気ランキング】
第1位 | とんこつ味 |
第2位 | しょうゆ味 |
第3位 | タン塩味 |
第4位 | カレー味 |
やっぱり定番の「とんこつ味」と「しょうゆ味」人気が高いですね。
ブタメンと言えばとんこつ味ですし、カップラーメンと言えばしょうゆ味なので妥当な感じかなと思いますが、実際に食べてみたランキングではなくそもそもタン塩やカレー味がチョイスされにくいという点も考えられそうです。
実際に食べ比べると順位に変動がありそうな感じもしますね。
では大人になって食べてみるとどのフレーバーが一番美味しいのか!?
【ブタメンおすすめランキング】
順位 | フレーバー | おすすめ度 |
第1位 | タン塩味 | |
第2位 | とんこつ味 | |
第3位 | 和風らーめん味 | |
第4位 | しょうゆ味 | |
第5位 | カレー味 |
人気フレーバー「とんこつ味」をおさえて、おすすめ第1位に輝いたのは「タン塩味」!
個人的に一番これが美味しいと感じました。
スープのコクと旨味が半端ないっ!
発売当初は期間限定だったそうですがあまりの人気に通年販売となった商品です。
100円ショップのダイソーで購入するなら2個で100円(税抜)なので、定番の「とんこつ味」とあとひとつで悩んだら、間違いなく「タン塩味」をおすすめします。
ランキング下位になってしまった「しょうゆ味」や「カレー味」も決してまずいというわけではありません。
ただそれよりも「タン塩味」や「とんこつ味」がうまかった!
ブタメンBIG(ビッグ)
たまたまスーパーで発見した「ブタメンBIG」。
容量は87gと100均のブタメンの倍以上!
味わいとしては通常のブタメンと変わりはないように感じました。
相変わらず具材はなし(笑)。
ブタメンをたっぷりと味わえるが嬉しいですね😊
ブタメンはいつからある?
ブタメンの発売日は1993年(平成5年)。
ブタメンは株式会社おやつカンパニーの商品ですが、その歴史としてまず最初に1978年に子供向けのカップ麺「ベビースターカップラーメン」が発売されました。
そしてブタメンの前身となる「ベビースター当りら~めん」のしょうゆとカレーが1987年に発売。
そして1993年に「ベビースター当りら~めんブタメン(とんこつ)」が発売されました。
1993年と言えば、Jリーグ開幕。
ちびっ子たちはサッカーに夢中になっていましたね。
ミサンガとかも流行りましたね~。
ロスタイムに失点してアメリカW杯出場を逃してしまった「ドーハの悲劇」も1993年でした。
ブタメンの値段は今いくら?
ブタメンの値段は100円ショップのダイソーだと2個で100円(税抜)です。
1個あたり50円ですが、100円ショップで売っているブタメンは普通のブタメンと容量と値段が異なります。
オリジナルのブタメンだと値段は80円くらい。
ちなみに昔の値段ですが、最初に発売された「ベビースターミニカップラーメン」は当時60円だったとか。
その後に発売された「「ベビースター当りら~めん」のしょうゆとカレーは50円、そして「ベビースター当りら~めんブタメン(とんこつ)」は60円だったそうです。
当時、駄菓子屋さんで使うために貰うお小遣いは100円くらいが相場。
10円とか30円のものを悩みながら必死に選ぶ子供にとってブタメンは超高級品。
昔の駄菓子屋は店先にアーケードゲームが置いてあって「餓狼伝説スペシャル」とか「サムライスピリッツ」が流行っていたのですが、ブタメンを食べながらゲームをする子は羨望の眼差しで見られていましたね(笑)。
売っているところ
昔は駄菓子屋さんに必ずと言っていいほど売っていたブタメンですが、駄菓子屋自体が減ったこともあり見かけることも少なくなってしまいました。
一応スーパーなどにも卸しているそうですが、全てのスーパーには売っていないようです。
今のところ確実に売っているところは100円ショップのダイソー。
あとはドンキホーテにも売っているという情報もありました。
ちなみにドンキホーテではドンキホーテ限定でシーフード味があるらしいです。
ブタメンの作り方と注意点
お湯の目安量 | 180ml |
待ち時間 | 3分 |
ブタメンの作り方は特に難しいことはありません。
お湯を注いで3分間待つだけ。
子供向けのカップラーメンなので作り方もシンプルです。
ただし、カレー味はちょっと注意が必要です!
カレーのカップヌードルでもありがちなのですが、粉末スープが底にたまってしまうので底の方からよく混ぜてくださいね。
体に悪い?子供は何歳から食べれる?
なんとなくカップラーメンって色々と添加物が入っていて体に悪い感じがしますよね。
小さい子供だと親としても食べ物には気を使うと思います。
ではブタメンは何歳から食べさせることができるのか。
一応、日清食品の公式サイトによると「即席めんは何歳から食べれるのか」という問いに対して
対象年齢は特に設定しておりませんが、1歳6カ月以降の幼児食としてご利用いただくことが一つの目安です。
日清公式サイトより
としています。
ブタメンは子供向けの商品なので2歳くらいからなら食べても良いかと思います。
とは言え、塩分や油脂は多いので麺だけ食べてスープは飲まないとか配慮は必要かなぁとも。
こういう食品を食べ始めるとご飯を食べなくなったり、もっと欲しい!となりやすいので、実際には4歳くらいからがいいのかな~。
100円ショップのブタメンは容量が少ない
▲ブタメンオリジナル
ちょっと前述しましたが、オリジナルのブタメンと100円ショップで売っているブタメンは容量が異なります。
100円ショップで売っているブタメンの方が容量が少ないです。
オリジナルと100円ショップの容量の差異はこんな感じ。
オリジナル | 100円ショップ | |
とんこつ | 37g | 33g |
しょうゆ | 31g | 30g |
タン塩 | 37g | 33g |
カレー | 37g | 33g |
しょうゆ味が1gの差異で、他は4gです。
しょうゆ味が容量の違いがあまりないフレーバーですね。
ちなみにカップヌードルの内容量は78g(めん量65g)なのでブタメンは半分くらいの量。
おやつにも丁度いい量ですが、食べ過ぎると眠くなっちゃう受験生の夜食とかにも良さそうですね。
あとがき
今回は駄菓子屋の高級品「ブタメン」シリーズをご紹介しました。
大人になって改めて食べてみると「懐かしい味だな~」というより「こんなに美味しかった!?」という感想が正直なところです。
思っていたより全然クオリティが高い!
値段も安いしコスパも高いと思います。
これは子供の頃に食べたことのある人だけでなく食べたことのない人にも是非、食べて頂きたい一品です。
今は「とんこつ味」「しょうゆ味」「タン塩味」「カレー味」の4種類ですが、シーフードとかも好きなので今度はドンキホーテ限定のシーフード味も食べてみたいですし、ギャグっぽい面白フレーバーとかも出して欲しいですね。
なかなか近所に売ってないのがネックですが100円ショップのダイソーに売ってることが多いので気になる方は見かけたら買ってみてくださいね。
そろそろ子供にも食べさせてもいいかな~という人は親子で食べてみるのもいいかもしれないですよ。
以上「ブタメンの味は大人になってもうまいのか?それともまずいのか?」でした😊