各メーカーの新ジャンル(第三のビール)の味の違いは何?自分に合うのはどれ?

アルコール

もうすでに世間に浸透した新ジャンル(第三のビール)。

昔はまずいなぁと思うものも多かったですが最近では種類も増え「ビールに負けないくらいうまい」「ビールより飲みやすい」といった声も。

今回はタイプ別におすすめのものやカロリーなど、各メーカーの違い、合うおつまみなどをまとめました。

新ジャンルと第三のビールって違うの?

もともと第三のビールって言われていたのにいつの間にか「新ジャンル」という言葉も出てきて何なの?と思っている人もいるかと思います。

では新ジャンルと第三のビールは違うのか。

結論から言うとほぼ一緒です。

まずビールの税率が高いことや低価格競争が激化したこともあり麦芽の比率が低い発泡酒が注目されました。

しかし発泡酒も税率が引き上げられたため、麦芽以外の原料を使用して作ったものやビールや発泡酒に別のアルコール飲料を混ぜて作ったものなど各社が研究開発に着手。

それで登場したのが第三のビールと言われるアルコール飲料です。

ビール、発泡酒に続くことからメディアによって第三のビールと呼ばれるようになりました。

第三のビールは「その他の醸造酒(発泡性)」と「リキュール(発泡性)」の2つに分類されます。

・その他の醸造酒(発泡性) ⇒ 麦芽以外の穀物(主に豆類由来)を使用
・リキュール(発泡性) ⇒ 発泡酒にスピリッツや焼酎など他のアルコール飲料を混ぜる

 

リキュール型は当初、アサヒとサントリーのみが販売していましたが大手4社が発売したことを受け、その他の醸造酒(発泡性)を第三のビール、リキュール(発泡性)を第四のビールと呼ぶ人もいました。

しかしメーカーとしてはビールではないので誤認を避けるためにこれらを「新ジャンル」と呼んでいます。

つまり新ジャンルとはビールでも発泡酒でもないアルコール飲料で、世間で呼ばれている「第三のビール」「第四のビール」をまとめて総称したものということです。

新ジャンル
その他の醸造酒(発泡性)
第三のビール
リキュール(発泡性)
第四のビール

 

新ジャンルってうまいの?まずいの?

ビールより麦芽率が低い発泡酒は風味やコクがなくビールの劣化版のような扱いを受けていました。

しかし当時は大不況の真っ只中でしたので、安さもあり爆発的にヒット。

ビールよりも発泡酒という流れが一般的になりつつありましたが、またしても税率が改正されてしまい、そこで開発された新ジャンルは麦芽以外の穀物を使用したものや発泡酒にスピリッツや焼酎など他のアルコール飲料を混ぜたものであるため、どうしても発泡酒よりもさらに風味が劣るものでした。

味わいとしては「ビール > 発泡酒 > 新ジャンル」のような評価になっていました。

 

しかし新ジャンルの需要が伸びたこともあり各メーカーの改良・新開発の競争も激化。

その結果、新ジャンルのクオリティも高くなり、次第に発泡酒の需要は減少。

今では発泡酒の種類は少なく、ビールと新ジャンルの二極化となっています。

とは言え、新ジャンルはあくまでも新ジャンル。

ビールには到底及ばないというのが世間の常識でした。

しかし、これにも異変が起こり始めました。

そのきっかけとなったのが「サッポロ ゴールドスター」。

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これを飲んだ時、自分はビールと勘違いして飲んでしまったのにも関わらず、新ジャンルとは気づきませんでした。

しかもビールと勘違いして飲んだにも関わらず、私の中では評価の高いものでした。

これは自分にとっては新ジャンルがビール追いついたと感じた事件だったのです。

 

新ジャンルの種類

大手ビールメーカー4社が送り出している新ジャンルは以下の種類があります。

メーカー ブランド
アサヒ クリアアサヒ
キリン のどごし生
サントリー 金麦
サッポロ 麦とホップ

この4つはどのスーパーやコンビニに行っても置いてある新ジャンルの定番中の定番とも言えます。

しかし新ジャンルはこれだけではありません。

同じブランドでも季節に合わせた商品やエールタイプ、黒ビールタイプ、糖質オフタイプなど様々あります。

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同じメーカーでも「本麒麟」など複数の新ジャンルブランドを出しているメーカーもあります。

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また最近ではスーパーなどがオリジナルブランドとして発売しているものもありますし、輸入品の新ジャンルも数多くあります。

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ちょっと前述しましたが、新ジャンルは「その他の醸造酒(発泡性)」と「リキュール(発泡性)」の2種類がありますが、今はそのほとんどがリキュール型になります。

2020年4月時点で「その他の醸造酒(発泡性)」の新ジャンルは「ドラフトワン」「のどごし生」「ジョッキ生」の3つだけです。

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カロリーが一番高いのはどれ?

では大手ビールメーカー4社の新ジャンルのカロリーなどを見てみましょう。

【のどごし生】

エネルギー 37kcal
たんぱく質 0.2g
脂質 0g
炭水化物 2.8g
食塩相当量 0~0.03g

 

【クリアアサヒ】

エネルギー 42kcal
たんぱく質 0.1~0.5g
脂質 0g
炭水化物 2.9g
食塩相当量 0~0.02g

 

【金麦】

エネルギー 43kcal
たんぱく質 0.1~0.3g
脂質 0g
炭水化物 3.3g
食塩相当量 0~0.02g

 

【麦とホップ】

エネルギー 45kcal
たんぱく質 0.4g
脂質 0g
炭水化物 3.6g
食塩相当量 0~0.02g

※すべて100mlあたりの数値

こうして見てみると、カロリーが最も高いのは「麦とホップ」、逆に最もカロリーが低いのは「のどごし生」ということになります。

 

続いて原材料の違いについても見てみましょう。

ブランド 原材料名
のどごし生 ホップ、糖類(国内製造)、大豆たんぱく、酵母エキス
クリアアサヒ 発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)
金麦 発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)
麦とホップ 発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)

 

【タイプ別】自分におすすめの新ジャンルは?

自分に合う新ジャンルがわかるようにタイプ別に分けてみました。

スッキリとした爽やかな飲み口

独特な風味を楽しみたい

全体的なバランス重視

最もビールの味に近い本格派

 

スッキリとした爽やかな飲み口

天然水にこだわったサントリーらしく、どことなくプレミアムモルツを彷彿とさせる雑味のないスッキリとした飲み口が特長。

やや甘味もあり、飲みやすいので女性にもおすすめの新ジャンルです。

 

独特な風味を楽しみたい

他のリキュール型とは違い「その他の醸造酒」に分類される、のどごし〈生〉。

原材料に大豆たんぱくが使われているなど他の新ジャンルとは違う風味を楽しむことができます。

味としてはどことなくノンアルコールビールのような味わいで、エールタイプをさらにすっきりとさせたような華やかで独特な風味がします。

炭酸も強めで、微発泡のような細かい炭酸を感じます。

ちなみに同じキリンから発売されている「本麒麟」はリキュール型で、個人的には「のどごし生」より「本麒麟」の方が好みです。

 

全体的なバランス重視

クリアアサヒは全体的なバランスに優れた新ジャンルです。

ビールで重要視されるキレやコクはもちろんのこと、渋味や酸味、甘味といった変化球の味わいも楽しめます。

 

最もビールの味に近い本格派

新ジャンルの中で最もビールに近い味わいなのがこの「麦とホップ」です。

旨味と苦味がしっかりと感じられる飲みごたえのある新ジャンル。

泡立ちも最高で、大手ビールメーカー4社の新ジャンルの中では一番だと思います。

 

どんなおつまみが合うかメーカー別にまとめてみた

新ジャンルは各メーカーや各ブランドによって微妙に味わいや風味が違います。

そこで個人的に各ブランドの新ジャンルに合うおつまみや料理をまとめてみました。

 

金麦におすすめのおつまみは?

金麦におすすめなのはズバリ「魚料理」です。

金麦は雑味のないクリアな飲み口が特長で、繊細な味わいがします。

この金麦にがっつりとした肉料理やこってりしたものを合わせると金麦の繊細な味わいが飛んでしまいます。

なので個人的には同じく繊細な味わいの魚料理がおすすめです。

お寿司や刺身といった料理なら断然、金麦です。

 

のどごし〈生〉におすすめのおつまみは?

のどごし生は他の新ジャンルに比べると独特な風味がします。

どことなくエールタイプのような華やかさと微発泡のような炭酸で爽快感もあるので、タイ料理など癖のあるアジアンテイストのおつまみと合わせたい味わいです。

タイカレーやパクチーといった癖のある味わいにも負けないので、雰囲気をより醸し出してくれる存在になりそうです。

 

麦とホップにおすすめのおつまみは?

最もビールの味に近い新ジャンルである「麦とホップ」。

コクや苦味が強いのでそれが活かされるおつまみがおすすめ。

個人的には魚介系の珍味、餃子、ソーセージ、燻製ものなどとの相性が良いと思います。

 

クリアアサヒにおすすめのおつまみは?

クリアアサヒは全体的なバランスの良い新ジャンルです。

なので万人受けするタイプとも言えるのですが、逆に言うと個性がないとも言えます。

「これだ」というおすすめのものはありませんが、一般的にビールに合うものは何でも合うと思います。

焼肉、唐揚げ、枝豆などなど。

新ジャンルのチョイスに迷ったらクリアアサヒを買っておけば間違いないかもしれません。

 

新ジャンルのクオリティは上がり住み分けもできている

大手ビールメーカー4社の新ジャンルは常に改良され、新しくリニューアルされています。

正直どこが変わったのかわかりにくい時もありますが、今ではビールと遜色のないほどクオリティが高いものもあります。

また実際に飲み比べてみると、それぞれに個性があり住み分けが出来ているのだなと感じます。

 

低価格で色々な新ジャンルを飲むことができるのは消費者にとっても嬉しいことですが、ちょっと気になる情報も。

酒税の見直しがされ、新ジャンルの増税がされるというもの。

各メーカーの努力が水の泡となりかねない状況。

今後新ジャンルはどのような道を辿っていくのでしょうか……。

 

以上「各メーカーの新ジャンル(第三のビール)の味の違いは何?自分に合うのはどれ?」でした😊

最後までお読みいただきありがとうございます。

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