盛岡観光で曹洞宗の報恩寺にお参りしてきました。
報恩寺は五百羅漢で有名なお寺です。
見どころは沢山ありましたが、なかでも、やはり五百羅漢は圧巻でした!
マルコポーロとフビライハンの像があるという噂もあるそうで。
見に行った感想やアクセス、駐車場情報などをご紹介します!
盛岡の報恩寺とは??
報恩寺は岩手県盛岡市にある曹洞宗のお寺です。
報恩寺は戊辰戦争での秋田攻めの責任を負った盛岡藩家老の楢山佐渡が切腹した地であり、また、政友会総裁・原敬を祭主として戊辰戦争殉難者50年祭が開かれた歴史的にも重要なお寺です。
そして境内には、盛岡市指定文化財に指定された貴重な文化財があります。それが五百羅漢と羅漢堂です。
【盛岡】報恩寺の五百羅漢と羅漢堂
報恩寺には五百羅漢とそれを納めてある羅漢堂があり、ともに有形文化財として盛岡市から指定を受けています。
これが盛岡の報恩寺で最も有名なものです。
最初は500像納められましたが、現在は499像が現存しているそうです。仏像は1731年(享保16年)から1734年(享保19年)の4年間に京都の9人の仏師によってすべて作成されました。
歴史を感じる重みと、その像の数に思わず息を吞む景色を見ることができます。
一つひとつの像の姿や表情が異なります。
自分に似た像を探してみるのも面白いですよ。
羅漢堂は1735年(享保20年)8月に羅漢像の完成によって作られたと考えられています。そして1850年(嘉永3年)8月から1851年(嘉永4年)7月にかけて、地元の大工棟梁である戸沢甚助らによって改建されました。
羅漢堂の天井には龍が描かれています。
羅漢堂は本堂を入って右に進むと窓口があります。
【盛岡】報恩寺の五百羅漢にはマルコ・ポーロとフビライ・ハンの像がある!?
盛岡報恩寺の五百羅漢の中に、マルコ・ポーロとフビライ・ハンの像がある、という噂があります。
マルコ・ポーロはヴェネツィア共和国の商人だった人で、冒険家でもあり中央アジアや中国を紹介した東方見聞録で有名な人物ですね。
フビライ・ハンはモンゴル帝国の創始者チンギス・ハンの孫で第5代皇帝となった人物です。
フビライ・ハンと言えば日本を侵攻しようとした元寇ですね。
南宋(中国)を侵略しようとしていたフビライ・ハンですが、苦戦を強いられており、そんな時、冒険家マルコ・ポーロと出会いました。
南宋に金や銀を輸出していたのが日本で、南宋が日本から得た金銀を軍事資金に替えて、武力を強化していることがわかったため、日本と南宋を攻め滅ぼそうとしたのです。
結局、日本への侵攻は二度ありましたが、台風(神風)により、失敗に終わりました。
そんな二人の像が盛岡報恩寺の五百羅漢にあるというのです。
その像は他のものと比べて異国の服装をしているそうです。
見学する際は是非、見つけてみてくださいね。
【盛岡】報恩寺の所要時間
私たちがお邪魔した時の所要時間は1時間ほど。
境内を散歩して、本堂を参拝し五百羅漢を見学して、それくらいの時間でした。
【盛岡】報恩寺のアクセスと駐車場
【報恩寺のアクセス】
[所在地]
〒020-0016 岩手県盛岡市名須川町31−5
[電話]
019-651-4415
盛岡駅から車で約10分
山田線上盛岡駅から徒歩で約10分
【報恩寺の駐車場】
報恩寺の駐車場は正面の入り口の東側(右側)にあります。
台数としては20台ほどです。反対側は報恩寺ではなく正伝寺の駐車場なので注意してくださいね。
【盛岡】報恩寺の近くの観光スポット
報恩寺の近くのおすすめ観光スポットに三ツ石神社があります。
三ツ石神社には岩手県の名前の由来となった、鬼の手形が残された岩があります。
歩きでも5分ほどで行けるので、是非訪れてみてください!
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
報恩寺の五百羅漢は是非、訪れていただきたい盛岡の観光スポットです!
地元の盛岡市民でも意外と訪れたことがないという人もいるのでは?
県内の人も県外の人も、まだ行ったことがないという人は是非!
以上、盛岡観光なら報恩寺の五百羅漢が見どころ!マルコポーロの像があるという噂も・・・!?でした。
最後まで、お読みいただきありがとうございます!