今回は岩手県八幡平市にある岩手山・焼走り溶岩流をご紹介します。
岩手県には噴火の溶岩流でできた岩石が一面に広がる地域があるのです。
駐車場やアクセス、近隣の温泉施設などもご紹介します。
お近くにお越しの際は是非!!
岩手山・焼走り溶岩流とは
岩手山・焼走り溶岩流は岩手県八幡平市にあり、岩手山の噴火で吹き出した溶岩が冷えて固まったものが一面に広がっている地域です。
国の天然記念物に指定されていて、岩石が扇状に長さ約2.8km、幅約1kmにわたって埋め尽くされています。
溶岩流そのものは珍しいものではないそうですが、いまだに草木が生えておらず、当時の状態を残していることは貴重とのこと。
こんな岩石がゴロゴロしてます!
自然の驚異とパワーを感じることができる観光スポットです。
焼走りの奥には雄大な岩手山を眺めることができます。
不毛な大地と自然の恵みいっぱいの岩手山を同時に眺めるのは何とも不思議な気持ちになりますね。
焼走りの読み方
「焼走り」ってあまり聞きなれない言葉ですね。
「焼走り」の読み方は、そのまま「やきはしり」と読みます。
ちなみに、なぜ「焼走り」と呼ばれるかといいうと、溶岩流が急激な速さで流れたことから焼走りと呼ばれるようになったとか。
岩手山・焼走り溶岩流の展望台
キャンプ場側の入り口と反対にあるのが展望台です。
こちらの展望台からは焼走りが一望することができます。
展望台付近には宮沢賢治の詩が刻まれた詩碑がありますよ。
岩手山・焼走り溶岩流の地図
岩手山・焼走り溶岩流の所要時間は??
岩手山・焼走り溶岩流を見るには自然観察路を通って実際に溶岩流だった岩石の中を通ることができます。
自然観察路は獣道みたいな感じで、舗装はされていませんので、なるべく歩きやすい靴がおすすめです。
自然観察路は長さ1㎞、約1時間ほどかかります。
舗装された道なら、1㎞の道に1時間もかかりませんが、景色を見ながら歩くのと、歩きづらい道ということもあって時間はこれくらいかかると思います。
駐車場に車を駐車して見学に行くと、また駐車場に戻る必要があります。その際は舗装された道路から戻ることもできます。展望台での見学なども考慮すると往復で2時間ほどはかかると思います。
私たちは、赤ちゃん連れだったので、キャンプ場側に駐車して、少し見学してから車に戻り、車で展望台側に行き、また駐車して展望台などを見学しました。
これだと大体1時間ほどでしょうか。
岩手山・焼走り溶岩流の駐車場とアクセス
【住所】
岩手県八幡平市平笠24地割728
盛岡市内からだと車で40分ほどです。
【駐車場】
駐車場はキャンプ場側と展望台側の両方にあります。
展望台側は2〜3台ほどしか駐車できませんが、キャンプ場側はかなりの台数が駐車できます。
【展望台の入り口】
展望台の入り口はキャンプ場より東側にあります。
ちょっと見つけにくいので注意してください。
岩手山・焼走り溶岩流のトイレ
トイレは焼走り駐車場にあります。
この奥に見えるのがトイレです。
岩手山・焼走り溶岩流周辺の温泉施設
岩手山・焼走り溶岩流周辺にある温泉施設をご紹介します。
【焼走りの湯】
焼走りのすぐ近くに「焼走りの湯」という温泉施設があります。
[泉質]
単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
[営業時間]
平日 9:30~20:30
休日・休日前日 9:30~21:00
[料金]
大人 600円
子ども 300円
【いこいの村岩手】
焼走りから車で10分ほどのところに「いこいの村 岩手」という宿泊施設があります。
こちらでも温泉に入って、疲れを癒すことができますよ。
[泉質]
弱アルカリ単純泉
[利用時間(日帰り)]
平日・土曜10:00~21:00
火曜11:00~21:00
日曜・祝日9:00~21:00
※全日受付は20:00まで
[日帰り入浴料金]
大人(中学生以上)550円
子ども(3歳以上)300円、3歳未満無料
岩手山焼走り国際交流村
焼走りのすぐ目の前に「岩手山焼走り国際交流村」があります。
国際交流村には、キャンプ場、オートキャンプ場、キャビンなどがあり、雄大な岩手山を前にキャンプを楽しむことができます。
近くには天文台やあります。
温泉施設もあるのが助かりますね。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
なかなか普段、見ることのできない溶岩流だった岩石やその景色を見ることができます。
この日は少し霧かかっていますが、岩手山も他に遮るものがないので雄大な姿を眺めることができますよ!
以上、岩手県八幡平市にある岩手山・焼走り溶岩流とは?駐車場やアクセス、近くの温泉施設などをご紹介!でした。
最後まで、お読みいただきありがとうございます!