日本で古くから生息していると言われているツチノコ。様々な箇所で目撃情報があるにも関わらず、その存在は未知で未確認生物としても有名ですね。ひと昔前なら本当にいるのか、いないのか話題にもなっていましたが最近では実在しないと思っている人の方が多いかと。ところが最近、山で奇妙な生き物を発見したのですが、見た瞬間「ツチノコ!?」と思ったんです。今回はそんなお話です。
これがツチノコの正体・・・!?
家族でハイキングに出かけた時のことです。時期は4月下旬。少し気温も暖かくなり、外でも過ごしやすい季節です。その日は天気も良く絶好のハイキング日和でした。山と言っても少し小高い丘のような所でちょっと散策のような気持ちで登ってみようと、軽い気持ちで行ってみたのです。登り始めて数分。道の脇に何気なくふと目を向けたところ、落ち葉の中で動く物体が。何かの生き物かと思い、目を凝らすと、ヘビのような生き物がいたんです。子供も小さいので危ないからと注意しながら見ていたのですが、形がヘビじゃない。ヘビにしては短いんです。でも頭や肌の質感はヘビっぽい。「何これ？」と思った瞬間、脳裏に浮かんだのがツチノコ。そもそもツチノコとはどういう生き物かと言うと胴体が太いヘビのような形と言われています。
ちょっとぽっちゃりとした胴が短い感じ。しかし発見した生き物は世間で言われているツチノコよりはスリムで小さい感じがしました。なので、ツチノコの子供かも!?と。よく見れば見るほどツチノコに見えてくる（笑）。これは世紀の大発見かも！と興奮しっぱなしでした。
前置きはこれくらいにして実際にどんな生き物だったのか見てもらいましょう。
体長だと２０センチくらいでしょうか。種類にもよりますがヘビだとしたら短いですよね。しかも胴体が少しふっくらとしてます。トカゲかなとも思いましたが手足がない。ツチノコじゃないとしても新種の生き物かもしれない！捕まえようとも試みましたが軽い気持ちで来たハイキングなので虫取り網など何か捕まえられるようなものも持ってきてない！
あーだこーだ言っていると、わさわさっとこの生き物が動き出しました。ああ！どうしよう！と言ってると、動き出したことで見えなかったあるものが見えてきました。
手足ついてるやん！
落ち葉と同化して見えていなかっただけで、手足がついてました（笑）。となるとこれはもはやトカゲです。「なーんだトカゲかー」という話でその場はおさまったのですが、あとあと調べてみるとまたもや不思議なことが。結局どんな種類のトカゲだったのかなと思い、調べてみたところ色や形から恐らく「二ホントカゲ」という種類だと思われます。しかし、ネットで調べた二ホントカゲはもっと尻尾が長いんです。この発見したトカゲは尻尾が短く、しかも角のように硬そうで尖っています。
果たしてこの生き物の正体は一体何なのか!?
ツチノコの捕まえ方
ツチノコの目撃情報は昔から存在し、古くは縄文時代の石器に描かれていたとの情報もあります。またツチノコはヘビのような生き物なので猛毒を持っている可能性もあり、ジャンプ力も凄まじく俊敏な動きをすると言われています。なので素手ではなく虫取り網などで捕まえるのが良さそう。ただ２メートルほどジャンプするとも言われているため、力も相当強そうですので、頑丈な網と棒で作られたしっかりとした網が良さそうです。
ツチノコを捕まえたら？
ツチノコを捕まえたら、よく聞くのが賞金。ツチノコには賞金が懸けられているのです。賞金額は大体が100～300万円ほどですが、なかには2,000万円や2億円という高額な賞金も。
そして賞金を受け取るためには生け捕りが条件。また写真の提供でも賞金も貰えるところもあるみたいです。
※現在もこれらの賞金が懸けられているかは不明です。
ツチノコは実在しないのか
ツチノコは遥か昔からその存在の可能性を示唆する情報があったり、数多くの目撃情報があるにも関わらず、未だに捕獲されていません。そのため、ネッシー的な扱いをされるようになってきた感じがします。また今回のように見間違えたんだという意見も多いです。ヘビが何かを飲み込んでお腹が膨れた状態だったとか、アオジタトカゲを見間違えたとか。
確かにその可能性は高そうですが、それにしては目撃情報が多いのも引っ掛かりますね。しかも私のようなド素人ならまだしも、山に精通している地元住民の目撃情報ですし。人は自分達が知っていることが全てだと思いがちですが、まだまだ解明されていないことが沢山ありますしね。絶対にいるとも言えませんが絶対にいないとも言い切れない生物です。
今回発見したトカゲのような生き物はツチノコではありませんでしたが、見つけた時はとてもワクワクしましたし、ロマンを感じさせてくれました。
