元岩手県民が教える雪道の自転車の乗り方

今回は雪道での自転車の乗り方をご紹介します。

これは普段の生活のなかで、どうしても自転車に乗って移動しなければならないなどを想定した内容です。

自転車競技での雪道の走り方などではありませんので、あしからず。

また、雪道を走るための道具やグッズなどをご紹介するわけでもありません。

純粋に普通のシティサイクルやママチャリで、しかもノーマルの状態で乗るための方法です。

雪道を自転車で移動する状況とは

私は高校時代、自転車で通学していました。

冬になると雪が降り、自転車での通学が困難になる時もありましたが、自転車で行ける時は自転車で通学していました。

というのも、歩くにはちょっと遠かったのです。

私の家から高校まで約2㎞、徒歩だと20分、雪道だともう少しかかります。

徒歩で20分以上ですから、都内の感覚だと1駅以上歩く感じですかね。

バスという手段もありましたが、バスだと5分ほどで着いてしまう距離。

そのためにバスを使うのも勿体ない感じがして、利用する気にはなりませんでした。

なので、大丈夫そうな時は自転車で通学していたのです。

こういった状況は普段、雪に慣れていない地域の人にも起こり得るのではないでしょうか。

普段は自転車で移動しているけど、雪が降って、歩くには少し遠い・・・。

できれば自転車で移動したい。

そんな状況のために、雪道での自転車の乗り方をお教えします!

雪道での自転車の乗り方を教える前に伝えておくこと

雪道での自転車の乗り方を伝える前に、言っておくことがあります。

それは、ここで言いたいのは雪道での自転車移動をおすすめしているわけではないということです。

雪道は滑りやすくなっていますし、大変危険です。

特に雪道に慣れていない地域の方は、できることなら乗らないほうが賢明です。

止む負えず、乗る場合も十分に気を付けて運転してください。

雪道を自転車で走行するとどんな時に滑るの?

雪道を自転車で走行する際、どんな場面で滑ってしまうのでしょうか。

一番の原因はアイスバーンです。

アイスバーンは雪などが凍っている状態のことです。

例えば、雨が降って翌日冷え込んで、道路の水たまりなどが凍ることがありますよね。

その上はツルツルしていて、滑りやすくなっています。

雪道でもこういったアイスバーンが存在します。

しかも雪道のアイスバーンは、わかりにくいので非常に危険です。

雪が降り、気温が上昇して溶けて、それがまた気温の低下により氷のように固まります。

そこに雪が降るとアイスバーンの上に雪が乗るかたちになり、普通の雪道のつもりで歩くと、つるっと滑ってしまったりするわけです。

予期せぬかたちで滑るので、びっくりして転んだりしてしまうわけです。

自転車で走行できる雪道とは?

それでは本題に入りましょう。

まず、雪道でも自転車で走行できる場合と困難な場合があります。

それは、「雪が降っているかどうか」「轍があるか」です。

雪が降っている場合、特に吹雪いている時は自転車には乗らないほうが良いでしょう。

視界が悪いので、前がよく見えず危険です。

次に轍があるかどうかも重要です。

雪が積もった新雪の状態だと、タイヤが埋まってなかなか前に進みません。

このような状況だと、むしろ歩いたほうが早く、自転車はかえって邪魔になります。

車や人が通って轍ができている所でないと自転車での走行は困難なので、雪が積もったばかりの時は自転車は諦めましょう。

雪道を自転車で走行する方法

轍ができて、吹雪いていなければ、自転車での走行が可能となります。

それでは、雪道を自転車で走行する極意を教えます。

極意その1

1つめの極意は「滑ることを想定して走る」ということです。

雪道を自転車で走行する場合だけでなく、歩く時も同じなのですが、雪道に慣れていない地域の人は、雪道で滑らないようにすると思います。

そこがそもそも間違いです。

もちろん、滑らない歩き方はあるのですが、雪道は雪に慣れている地域の人でも滑ることがあります。

滑らないように滑らないようにと慎重に歩いていると、いざ滑った時にびっくりして慌ててしまい、逆に危険なのです。

なので滑らないように走行することも大事なのですが、雪道は滑るものだと滑ることを想定して走行することが大事です。

でも滑ったら危険なのでは??

と思いますよね。

でも大丈夫です。

自転車で走行している時に滑ったとしても少々のことでは転んだりしません。

滑っても慌てることなく対処すれば危険はありませんので、自転車でも滑るものだと想定して走行しましょう。

むしろ、滑った時に慌てたり、パニックになるほうが危険です。

極意その2

極意その2は「ハンドルは基本切らない」ということです。

雪道を自転車で走行している時に万が一、滑ってしまったら、そのまま滑りましょう。

ここで滑ってしまったと慌ててハンドルを切ったりすると、バランスを崩して転ぶ可能性が高いです。

また雪道を自転車で走行する際には前輪が滑ることがあります。

これも普段の生活ではなかなか経験するものではないので、パニックになりがちです。

しかし前輪が滑っているのにハンドルを切ってしまうと余計あぶないですよね?

雪道を自転車で走行する際に滑った時はハンドルを固定するというのが基本なのです。

極意その3

極意その3は滑る練習をするということです。

上記でも述べているように、自転車でも歩行でも、基本的には滑ります。

雪道に慣れている北海道や東北の人でもです。

大事なの滑らないことではなく、滑っても慌てず、やり過ごすことです。

なので、初めて雪道を自転車で走行するという人は滑らない練習ではなく滑る練習しましょう。

滑る感覚を体で感じて、滑ってもそんなに大したことではないんだということと、滑ってもハンドルを固定して滑りながらやり過ごす方法を練習してみてください。

練習と言っても、そんなに大したことはしなくて大丈夫です。

少し走行してみて、前輪のブレーキをかけて、わざと前輪を滑らせてみましょう。

5分ほど、繰り返せば、なんとなく滑っても大丈夫なのがわかってくると思います。

さて、いかがでしたでしょうか?

今回は雪道を自転車で走行する方法についてご紹介しました。

雪道でも条件や方法によっては自転車で走行できるということが、わかっていただけると思います。

しかし、先にも述べましたが、極力、雪道を自転車で走行するのは避けたほうが無難です。

通常の道よりも事故が起きる可能性は高まりますし、自分だけでなく相手にも怪我を負わせてしまうことになりかねません。

雪道を自転車で走行する際は、十分に注意して運転してくださいね。

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